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Youtube動画テキスト 簡化24式太極拳

簡化24式太極拳  第三回目

簡化24式太極拳の第9式「単鞭」10式「雲手」11式「単鞭」を詳しく解説。武術的用法もやさしく解説しています。

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六本木ヒルズ朝の太極拳

六本木ヒルズ「朝の太極拳2022」6日目(最終日)

六本木ヒルズ玄関広場66プラザにて「朝の太極拳2022」6日目(最終日)の35分間を全収録

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六本木ヒルズ朝の太極拳

六本木ヒルズ「朝の太極拳2022」5日目

六本木ヒルズ66プラザで開催された「朝の太極拳2022」5日目の様子

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お知らせ

新刊「瞑想のステップ10」8/25発売

真北斐図の新刊「瞑想のステップ10」が8月25日に発売されます。この本は、BAB-ジャパン「月刊秘伝」に「十牛図と瞑想」というタイトルで一年間連載された内容を一冊にしたものです。

ご購入は下のリンクから。

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六本木ヒルズ朝の太極拳

六本木ヒルズ「朝の太極拳2022」4日目

六本木ヒルズ66プラザにて「朝の太極拳2022」4日目35分間

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六本木ヒルズ朝の太極拳

六本木ヒルズ「朝の太極拳2022」3日目

六本木ヒルズ66プラザにて「朝の太極拳2022」3日目が開催されました。

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六本木ヒルズ朝の太極拳

六本木ヒルズ「朝の太極拳2022」2日目

六本木ヒルズ66プラザで7月24日(日)に「朝の太極拳2022」二日目が開催されました。

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簡化24式太極拳

新気功健康法

この一連のエクササイズは私たちの教室で太極拳練習の前に行う準備体操です。「気功」とは「気」のトレーニングです。
「気」は私たちの周囲の空間に遍在する磁気エネルギーです。この一連のエクササイズで体をリラックスすることで「気」のエネルギーを全身にみなぎらせることが出来ます。

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コズミックダンス

コズミックダンスはむづかしくない

 「コズミックダンス」は病気を治癒させ、心身をパワフルにし、さまざまな可能性を開く実践法ですが、決してむずかしくありません。基本的にどれもとてもシンプルな運動です。
 しかし、その運動を日々継続していくと、自律神経が調整されます。骨格のゆがみが矯正されます。血液やリンパ液の流れが良くなり、体内の「気」の循環が活発になり、不思議な活力が沸いてきます。
 そのための要領はまず簡単にまとめてみると次の五項目です。

  1. リラックスし
  2. ゆっくりと
  3. 単純な繰り返し動作を   
  4. 注意深く   
  5. 左右均等に行う

   
 「コズミックダンス」は、特別な才能を必要とするようなむづかしい運動ではありません。どれも日常生活のなかに潜んでいる、いたって当たり前の動作です。ただその重要性に気づき、それを意識的に繰り返し、左右均等に行うことに意義があります。

 さまざまなスポーツの中には、肉体の高度な使い方を含む技術がたくさんあります。しかしそうした高度なテクニックは、人に見せるために、人に勝つために、人よりもいい記録を上げるために役立ちますが、体を健康にするためにはそう効果的であるとは思えません。もちろん、点数や勝ち負けを考えない適度なスポーツは、ストレスと運動不足を解消するために、レクレーションには十分役立つとは思いますが。
 
 プロのスポーツマンは必ずしも健康ではないでしょう。いえ、それどころか、猛練習を繰り返すスポーツマンほど、トレーナーに頼らなければ日常生活を送れないほどの腰痛を抱えていたりします。それは、スポーツの運動が、早くて、複雑で、左右均等ではないからです。たとえば、ゴルフや野球を考えてみてください。ボールを打つ動作も、投げる動作も、得意な利き腕で行いますね。逆は、まずほとんどありません。また、対戦相手に勝つことを考えれば、当然緊張せざるを得ません。血圧も危険的なレベルにまで跳ね上がるでしょう。

 スポーツに限らず、日ごろ私達が体を動かす場合、たいてい何らかの目的があります。手でつまみ上げるとか、捨てるとか、なにか意図があります。そうした動作は目的が達成されればいいわけで、ゆっくり行おうとは思いません。繰り返そうとも考えません。単純ではありません。左右均等に体を動かすことも特に考えません。

 どんな日常動作でも、普通よりもゆっくり左右均等に行えば、当然能率が悪く、日常的な価値が薄らぐからです。
たとえば、字を書くという動作は、いつも利き腕で行います。逆の腕で試してみてください。字を書くという仕事の能率はがた落ちです。

 字を書くという行為はとても複雑です。複雑な動作は大脳を働かせて行いますから、神経を消耗させはしても、体を調整する効果はありません(ただし、字を書くことを芸術にまで高めていった書道の動作は、コズミックダンスの要素を色濃く持っています。能率を考えず、臍下丹田に気をこめて、一字一字筆で字を書いていく動作は、左右均等ではないにしても、心を沈め気力を蓄えるために効果的です)。

 誰でもそうした効率を重視したアンバランスな動作を日々繰り返して生活しているわけですが、それがやがてさまざまな生活習慣病を生み出していくことになります。

 体を調整するためには、単純な動作を繰り返す必要があるのです。日常生活で行うどんな動作でも、ゆっくり、注意深く、左右対均等に行えば、その動作はもはや単なる日常動作ではなくなります。
 たとえば、体をかがめて、何か落ちているものを拾い上げる動作を例にとってみましょう。「あっ、財布を落とした」と思ったら、すぐに手は足元に伸びて、瞬時にそれを拾い上げています。
 では、その動作をゆっくり試してみてください。ゆっくり体をかがめ、手が財布に伸びていきます。財布をつかみ、ゆっくり上体を起こしていきます。
 動作が完了したら、それを10回ほど繰り返してみましょう。右手で10回終わったら、今度は左手でも同じだけ繰り返して見ましょう。

 もうここまで行えば、そのものを拾うという日常動作が完璧なコズミックダンスになるのです。

 日常的価値をなくした、ゆっくりした繰り返しの動作には特殊な価値が生まれます。それは、「気」を、「元気」を集めることができるという価値です。さらにそうした動作はそれだけ、体のアンバランスを矯正する「ヒーリング効果」が生じるのです。

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コズミックダンス

はじめにコズミックダンスがあった

「コズミックダンス」という名称は、人体の生命エネルギーを活性化し、精妙化するための運動を意味します。
コズミックダンスは太古の時代に世界各地にさまざまな形で存在していたと、私は考えます。

 インドでは「ヨガ」と呼ばれ、それを実践する人はヨギと呼ばれました。中国では「仙術」と呼ばれ、それを実践する人は仙人と呼ばれました。または「道(タオ)」と呼ばれ、宇宙法則に対する理解があり、その実践者は道士(タオイスト)と呼ばれました。

 現在普及している「気功」はそうした「仙術」または「タオ」の実践法の、健康法としての面を簡易化したものです。  それらはすべて、ひとつの共通点をもっています。それは、一般には見たり感じたりすることのできない生命エネルギー、つまり「気」についての深い理解があるということです。

 コズミックダンスはその「気」を体内に取り入れ、体を強化し、さまざまな能力を得ることができる実践法のことなのです。

 私は太極拳や、その他多くの武術もコズミックダンスであると考えます。武術が、コズミック・ダンスとどんな関係があるのでしょうか。それはつまり、武術のルーツがコズミック・ダンスであるということです。
 太古の平和な時代には、武術は存在しなかったでしょう。ただ、生命エネルギーを活性化するためのダンスがあり、それに熟達した人々がいたのです。彼等は手足の特殊な動かしかたによって「気」のエネルギーを集め、その深い陶酔の状態をひとり楽しみました。 そして、その同じ動作を親しい人たちの前で見せたとき、人々はそれを見て楽しみ、それはダンスと呼ばれました。

 しかしやがて、平和が失われ、不安定な時代になり、そうしたコズミックダンスの達人が、自己の身を守るためにコズミックダンスの動きを利用しました。そしてそれが武術になったのです。なぜなら、コズミックダンスによって生命エネルギーを体内にみなぎらせて行動すると、肉体はしなやかになり、動作は、野獣のようにパワフルになるからです。武術のルーツは「舞術」であるというわけです。

 また、ヒーリングの技術もコズミックダンスの実践によって、獲得することができます。病気とは「気」の病です。体内の生命エネルギーの失調です。ですからコズミックダンスの実践によって、常人の何倍も強い「気」のパワーを持っている人は、有り余るその気のパワーを、手から病気の人に放出することによって、その病気を治療することができるのです。そうした技術者はヒーラーと呼ばれました。

 私は、これまで、太極拳と、気功と、クンダリーニ・ヨガを学び、それを追求し、また他人に指導していく過程で、さまざまな異なる実践法のうちにある共通項を整理してひとつの体系にまとめあげる必要性を感じました。
 それは、私流の、何か新しい形の実践法を作り上げるためではありませんでした。私自身が、より良く理解するために、理解したことを教室の生徒により的確のに伝えるためでした。コズミックダンスは本来特別な形を必要としないものですが、しかし、より多くの人に伝えるためには、メッセージとしての新しい形が必要だと考えたのです。